3年間の学び
基礎から専門分野まで充実したカリキュラムで、
自ら考えて行動できる、意志ある学びを提供しています。
カリキュラム
1年次には看護の素養となる基礎分野や専門基礎を中心に、2年時にはより実学的な専門分野を学び、3年次には臨地実習で実践力を身につけます。基礎技術習得では6~7人の少人数を教員1名が担当。日常の質疑・相談に応えるのはもちろん、基礎的な技術の習得を手厚く支援します。また、知識と技術を習得するために課題学習や技術習得などでは、グループ単位で繰り返し指導を受けることもできます。
1年次 | 2年次 | 3年次 | |
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分野 | 授業科目 | ||
基礎分野 | 物理学 情報科学Ⅰ 国語表現法 心理学 人間関係論 コミュニケーション論 省察的実践法 保健体育 英語 |
情報科学Ⅱ 教育学 哲学 社会学 文化人類学 |
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専門基礎 分野 |
解剖生理学Ⅰ 解剖生理学Ⅱ 生化学 微生物学 病理学 栄養学 薬理学 病態治療論Ⅰ 病態治療論Ⅱ 病態治療論Ⅲ 生活者の健康 |
病態治療論Ⅳ 病態治療論Ⅴ 病態治療論Ⅵ |
解剖生理学Ⅲ 解剖生理学Ⅳ 看護病態治療論Ⅰ 看護病態治療論Ⅱ 看護病態治療論Ⅲ 医療倫理 公衆衛生学 社会福祉学 関係法規 |
専門分野 | 基礎看護学概論 看護師キャリア探究Ⅰ 基礎看護学援助論Ⅰ 基礎看護学援助論Ⅱ 基礎看護学援助論Ⅲ 基礎看護学援助論Ⅳ 基礎看護学援助論Ⅴ 基礎看護学援助論Ⅵ 地域・在宅看護論概論 地域・在宅看護論援助論Ⅰ 成人看護学概論 老年看護学概論 老年看護学援助論Ⅰ 小児看護学概論 母性看護学概論 精神看護学概論 精神看護学援助論Ⅰ 精神看護学援助論Ⅱ |
看護師キャリア探究Ⅱ 基礎看護学援助論Ⅶ 基礎看護学援助論Ⅷ 地域・在宅看護論援助論Ⅱ 地域・在宅看護論援助論Ⅲ 地域・在宅看護論援助論Ⅳ 成人看護学援助論Ⅰ 成人看護学援助論Ⅱ 成人看護学援助論Ⅲ 成人看護学援助論Ⅳ 成人看護学援助論Ⅴ 老年看護学援助論Ⅱ 老年看護学援助論Ⅲ 小児看護学援助論Ⅰ 小児看護学援助論Ⅱ 小児看護学援助論Ⅲ 母性看護学援助論Ⅰ 母性看護学援助論Ⅱ 母性看護学援助論Ⅲ 精神看護学援助論Ⅲ |
地域・在宅看護論援助論Ⅴ 看護の統合と実践Ⅰ 看護の統合と実践Ⅱ 看護の統合と実践Ⅲ 看護の統合と実践Ⅳ 看護の統合と実践Ⅴ |
専門分野 (臨地実習) |
基礎看護学実習Ⅰ 基礎看護学実習Ⅱ |
地域・在宅看護論実習Ⅰ 成人・老年看護学実習Ⅰ 成人・老年看護学実習Ⅱ 精神看護学実習 |
地域・在宅看護論実習Ⅱ 地域・在宅看護論実習Ⅲ 小児看護学実習 母性看護学実習 統合実習Ⅰ 統合実習Ⅱ |
Pick up! 特色ある授業例
数ある授業の中でも注目の授業をご紹介します。
省察的実践法(1年次)
私たち看護師は患者さんとの関わりの中で相手の反応を捉え、自分の看護がより良い看護であったかどうかを振り返り、次の看護へと繋げていきます。
この行為は誰もが自然にできるものではなく、自分自身の考え方や捉え方を客観的に振り返ることを意識的に習慣化していく必要があります。
本校ではこのような行為が習慣化されるための土台として省察的実践法の授業があります。この授業は、1年生を対象に日常生活場面を振り返り、自分自身と向き合うことで自分の思考の癖に気づいてもらいます。これにより看護師としての冷静な判断や行動がとれるようになることを期待します。
基礎看護学援助論(2年次)
「与薬と看護」においては筋肉内注射、「検査と看護」においては採血の演習を行います。
根拠に基づいた知識をもとに、患者様はもちろん、実施者である自らの安全も守りながら、確実な与薬・検査の実施について学びます。医療現場で実際に使用する注射器などを用い、モデル人形の腕に筋肉内注射・採血をします。学生の皆さんは、針を使用するため緊張感を持ちながら実施していますが、「看護師へのイメージが湧いてくる」「もっと練習したい」という声もあります。